今年の桜の見頃ももうすぐ終わりでしょうか。
さみしいな。大好きな花だから。
どうして桜が好きなんだろう。いつから桜を好きになったんだろう。
そんなことをふと考えたら、中学にあがったころのことを思い出しました。
真新しい日々への期待と不安で、ドキドキしながら歩いた通学路。
桜並木のきれいな公園があって、毎日通るのが楽しみだったな。
満開の桜に心躍らせて、散りはじめれば風に舞う花びらもまたきれいで、足元には花びらの絨毯。踏みしめながら歩くのも好きだった。
咲き終わるころには新しい生活にも少し慣れていたかな。
誰にも言えなかった不安も、寂しさも、張り詰めた心も、あの桜並木が受け止めてくれていた気がします。
今年もきれいに咲いてくれて、ありがとう。
何年前か、何十年前かわからないけれど、植えてくれた人、ありがとう。
今年も桜に、新しい日々の不安や疲れを癒してもらっているよ。
ありがとう。
同じ日々を共に過ごした、友の幸せを願いながら。
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